(禅語)松無古今色 竹有上下節

ZEN(禅)

この禅語はなかなか面白いなぁと思います(‘_’)

私の好きな禅語ベスト10に入ります(^^♪

読み方は『松に古今の色無く 竹に上下の節あり』と読みます。

『竹に上下の節ありとは、今も昔もいろいろな差別が歴然としてある。しかし、竹の節には歴然とした節という上下の区別をみるが、同じ一本の竹には上下の優劣は無く平等である』という事を意味しています。

現在では、会社での階級での区別もありますが、他にも男女差別や部落差別、肌の色での差別やなどいろいろ差別があります。1人の人間(竹)としては、同じで平等である。という意味です。中国の儒教と仏教が混じっている禅語だと思います。

その上に『松に古今の色無く』が付きます。

ちなみに松はよく禅語に登場します(^^)

知り合いの和尚になぜ松がよく登場するか聞いたところ、「松樹千年翠」という禅語もあるように、松はずっと変わることなく翠(緑色)である。花のように咲いたり枯れたりしたら修行の妨げになるが松はずっと変わらないので修行の邪魔にならないので昔の人は禅宗の寺に松だけを植えた。との事です。

松無古今色 竹有上下節とは、『松の色は昔も色もずっと変わることはない。竹には上下の区別はあるが、同じ一本の竹には上下の優劣は無く平等である』

といった事になります。

「放下着」や「本来無一物」のように執着(仏教読:しゅうじゃく)するなと言われている禅語はよくありますが、世間の上下関係と人間の本質を考えられているちょっぴり違った面白い禅語だなと思います。

しかもそれが、めでたさの象徴の松竹梅で例えられているのが素敵だと思いました(^^

読み取り方によっては、人生の節目の節とも取れるのでいろいろな解釈が出来る面白い禅語ですね

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ
にほんブログ村


仏教ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました